お申し込みをいただく前に、老犬や障害のある犬など、ご縁に恵まれにくい犬たちについても、ご検討いただきたいと思います。
純血種やそのミックスを希望される場合には、その犬種の特徴や気質などを調べて、ご家族のライフスタイルに合っているか、ご自宅の飼育環境に適しているかなどをお考え下さい。
最初から、理想的な家庭犬がいるわけではありません。ただ飼えばいいということではなく、良きパートナーになるように育てる知識や技術が必要です。初心者の方だけではなく、飼育経験のある方にも、最新の獣医療、食生活、お手入れなどについて、お調べいただけますよう、お願い致します。
下記の諸条件にしっかりとお目を通していただき、ご納得いただいてから、お申し込み下さい。
（1）譲渡までのプロセスについて
１．ワンコと暮す住環境や家族構成、飼育経験などを質問させていただきます。
２．ワンコを受け入れる条件が整っていれば、譲渡に向けて進んでいただけます。
３．ワンコとお見合いをしていただきます。できるだけ時間をかけてふれあって、性格などを十分に見定めて下さい。ただし、相性を見るために、先住犬をお見合いに連れてくることはできません。
4.お見合いを経て、当該犬の譲渡を希望される場合には、当該犬の飼養費用（７万円）にプラスして、保護活動へのご支援金をお願いしております。
飼養費用は、獣医師による身体機能検査、感染症の予防ワクチン接種、内部・外部寄生虫の駆除などの医療費、定期的に行うシャンプー&トリミング費用、食費などです。保護活動へのご支援金は、シェルターの施設に係る建設費、修繕費、日々の光熱費、水道代などをまかなうとともに、ハンディがあったり、高齢という理由でなかなか貰い手がつかず、長期に亘って、シェルターで暮らしているワンコたち、更には新たにやってくるワンコたちのために使わせていただくものです。そのため、お気持ちでという軽いものではなく、シェルターを、そして保護活動を支えるための経済的なバックアップになるものとして、しっかりとお考えいただきたいと希望しております。
5.譲渡させていただけるかどうかは、後ほどご連絡させていただきます。
6.原則として、お見合い当日にワンコを連れて帰ることはできません。ただし、ご自宅が遠方の場合には、事前に十分なやりとりをして、双方が譲渡について合意に達していれば、避妊・去勢済みのワンコに限って、当日のお引取りも可能です。
7.いつからワンコのホームステイを始めたいか、ご希望をメッセージでお知らせ下さい。
8.お住いが近い場合には、ご自宅にお届けします。遠方の場合には、ワンコを迎えにお越し下さい。
9.１週間の観察期間を経て、正式に家族の一員として迎えるかどうかをご確認下さい。どうしても一緒に暮せないと判断した場合には、ワンコをお戻し下さい。お預かりした譲渡費用は、全額お返し致します。ただし、「トライアル」は、ダメだったら返せるという簡単なものではなく、生命を受け取るのだというお覚悟を持って、臨んで下さい。
(2)室内飼いが条件です。
ワンコは、室内飼いが条件になります。昔は、番犬として、屋外に鎖につないで飼っていましたが、暑さ、寒さにさらされ、蚊が媒介するフィラリアにもかかりやすいので、長生きできなかったと言われます。今は、愛犬は、家族の一員ですので、家族とともに室内で暮すことが、当たり前になっています。
（3）無償での譲渡ではございません。
譲渡時にご負担いただく金額は、二段階でご検討いただきます。まず、当該犬の健康診断及び飼養管理費用として７万円、それにプラスして、保護活動へご支援金をお願いしております。
（４）命のバトンタッチです。
何らかのハンディがあったり、治療の継続が必要なワンコもおります。そのようなワンコに対する私たちの使命は、まず、命を救うこと、そして、できる限り健康な状態に戻すことです。エンジェル様（飼い主様）には、ワンコを心身共に健康にする最終段階を担っていただきたいと願っております。「この子を守ってあげよう」と思っていただけるようでしたら、お手をお挙げ下さい。

応募後に保護団体にご確認ください。
※お迎え費用（譲渡費用）は保護犬猫の医療費、日々のケア (食事や消耗品)費用を一部負担するものです。OMUSUBI事務局に手数料は入りません。

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