雑種・MIX犬の飼い方
はじめに
雑種犬は同じ両親から生まれた子犬同士であっても容姿や毛色などに違いが出ることがあります。純血種のように固定された容姿ではないため非常に個性豊かで、世界に1匹だけの特徴を持っています。
こんな方におすすめ!
・血統にこだわらない
・性格を尊重してあげられる
・一緒にいる時間を長くとってあげられる
・しつけ・トレーニングに興味がある
・抜け毛は気にならない
どんな犬種に近いかによって毛質や大きさは変わりますし、今までの環境によって性格は異なります。純血種と同様に大型になるほど飼うのは難しくなりますが、一般的に純血種より雑種のほうが健康とされています。しかし、何世代にもわたり交配された雑種とくらべて、一世代交配のMIXは遺伝的に弱いことがあります。
雑種もMIXもどんな犬種の血が濃いかによって毛の抜けやすさも異なります。
歴史
何世代かを問わず、純血種ではない犬のことを「雑種」と呼びますが、最近では純血の別種を交配させた「MIX(1世代MIX)」も人気で、「ポメプー」や「チワプー」「ダップー」といった名称で販売されています。
性格(しつけで気をつけること)
雑種の保護犬の場合、どんな経緯で保護されたかによって大きく性格が変わってきます。野犬出身は攻撃的で警戒心も強く初心者向きではありません。成犬で保護された雑種の子も臆病で警戒心が強く、人間を怖がったり人見知りする子が少なくありません。散歩中に思いもよらないことで驚きパニックになることもありますので、抜けにくい首輪やハーネスなどの対策が大切です。一方で、新しい家で愛されて暮らすことで心をき、絆が深まっていく実感を得られるのが魅力でもあります。
特徴(外見)
大きさ、毛質、毛色、立耳か垂れ耳か、尻尾の形など個体によって異なります。
かかりやすい病気
一般的に雑種は、純血種に比べて病気にかかりにくいとされています。しかし1世代MIXの場合は両親の持つ遺伝性疾患を受け継いでいる可能性がありますので注意が必要です。