シャム猫の飼い方
はじめに
シャム猫(サイアミーズ)は、タイで古くから神聖な猫として扱われていた短毛種の猫です。光沢のある被毛とスレンダーな体が優雅さとエレガントさを演出しています。シャム猫の里親になる前に、シャム猫の性格や特徴を理解しておくことが大切です。
こんな方におすすめ!
・お留守番が少ない
・たくさん遊んであげたい
・短毛猫が好き
甘えん坊で寂しがり屋なので、家を空けることが多い方には向いていません。おもちゃ遊びが大好きで、賢いため犬のようにボールを取ってくることもできます。たくさん構ってあげられる人におすすめです。
歴史
原産地は不明ですが、エジプトからやって来たとする説があります。タイの神話や伝説によく登場し、亡くなった王族の魂がシャムの体に入り、来世に旅立つと考えられていました。実際に王族が亡くなると1匹のシャムが選ばれ、寺院の僧たちに守られて(美味しいご飯をもらって)一生を過ごしたそうです。
性格
シャムの性格的な特徴は「おしゃべり好き」が挙げられます。甘えん坊でさみしがり屋さんなので、お留守番をするのは苦手です。
特徴(外見)
スレンダーな体で足もほっそりとした中型の猫です。見た目よりも筋肉質で重量感があります。逆三角形の頭に鼻がまっすぐ伸び、耳は大きく先端がとがっています。目はアーモンド型で釣り上がり、尾は長く先端が細くなっています。そして、シャムの特徴はなんといっても手足と尾、そして顔のカラーポイントです。
かかりやすい病気
シャムはリンパ腫や腸腺癌といった消化器系の「がん」や「進行性網膜萎縮症」が見られることがあります。また慢性的に咳や嘔吐をするシャムもいます。先天性の股関節形成異常を持っている可能性もあります。
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