■保護経緯■
ある都内の倉庫街にたくさんの猫がいます。
そこで働く人たちがお腹を空かせてガリガリの子達を見るに見かねてご飯を与え、会社からは次に見つけたらクビと言われ、仕方なく歩道にコソコソとドライフードを撒いたり。乳飲み子を見つけては仲間うちで飼ってくれる人を探したり。
そうしてなんとか目の前の命を守ろうと頑張っている人たちがいました。
小さな命が車に轢かれたり、風邪で目鼻がグシュグシュの衰弱した子猫を見て心を痛めていた方が立ち上がり、会社に働きかけ、避妊去勢手術とその後の見守りによって、この場所にもうこれ以上猫が生まれないよう、既に生まれた子猫は自らも子猫の預かりも引き受けて、なんとか家猫として幸せな生涯を送って欲しい、そう相談があり、現在お手伝いをしている現場で生まれた子です。

生後6週間ほどで保護しましたが小さいながらも、外で苦労してきましたので警戒心はそれなりにあります。
ご飯をくれてた優しいおじさん達はこのまま外で生きていくであろうこの子達の行く末を案じ、人に慣れては虐待などの危険があると考え、慣らさずご飯を与えるにとどめていました。
そうやって守ってきた命です。
お子さんのオモチャにはして欲しくないし、べったり甘えてくれるようになるにはそれなりに時間もかかると思います。
私達のようなたくさんの猫に関わるボランティアにはならなくとも、ご縁のあった2匹の命を最後まで引き受け必ず幸せにするという覚悟を持って、保護猫を迎えようというご家族とのご縁を待っております。
この現場にはまだまだたくさんの子猫や未手術の成猫がいます。
ご飯をくれてた優しいおじさん達に、幸せになったこの子達の報告をすることで、まだ現場にいる猫達の道が決まると思います。
よろしくお願いします。

★保護に関わった方々が動画を作ってくださいました。きんちゃんはおばあちゃんにあたります。
野良猫きんちゃん一家の保護
https://youtu.be/sMidiVRtWrs

■性格・特徴■

仮名:
ココ(茶トラ、オス、鍵尻尾)
キキ(麦わら、メス、鍵尻尾長め)

まだ1歳の茶トラ母さんが5/6に子猫を生みました。茶トラ母さんはそっくり姉妹で妹の茶トラも同じタイミングで7匹の子猫を生みました。そのうちの2匹が一緒に保護され一緒に家猫修行をした茶トラと三毛なのですが、とても素敵な里親さんとご縁があり正式譲渡になりました。

とても面倒見のいい優しいママに大切に育てられ、でも人と接したこともほとんどなかったのでどう付き合ったらいいか考えているようでしたが、特にキキちゃんは撫でられるのが大好きな甘えん坊になりました。
ココくんはまだ少し怖がりでついシャー言ってしまったり、近づくとケージ の中を飛び回って逃げます。抱っこされてしまえば意外と大人しいですが、何か物音がすれば必死でもがいて逃げようとします。
基本的には人は怖くないということを理解してもらう為にも嫌なことはしない、怖がらせないが鉄則です。

だから最初はケージ から絶対に出さずにケージ の中で触れるようになってから解放するイメージです。

■健康状態■
とても健康で元気です

ママのウイルス検査（エイズ・白血病）が陰性でしたので子猫も陰性です。

ワクチン2回
避妊去勢手術
駆虫
検便
シャンプー
爪切り

¥31,000
※お迎え費用（譲渡費用）は保護犬猫の医療費、日々のケア (食事や消耗品)費用を一部負担するものです。OMUSUBI事務局に手数料は入りません。

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