募集経緯：
ことの始まりは5月終わりの一通の相談メールでした。
相談者様は介護ヘルパーKさんで、担当されている利用者様宅に未手術の中外自由飼いの猫さんがいるとのこと。今まで不妊手術にも乗り気ではなく、初め2頭だった雌猫はお外で妊娠出産し、少しずつ増えていきました。このままではいずれ多頭飼育崩壊に繋がってしまうと心配していたKさんは時間をかけて飼い主さんに手術の説得をし、その上で私たちに相談されました。
Kさんは、せめて今年の冬に生まれた子猫たちだけでも保護して譲渡に繋げられたらとお考えでしたが、会には保護できるだけの余裕はありません。とにかく全頭の不妊手術を急ぎ、保護に関しては募集のお手伝いはできても、保護はこちらではできないため、ご自身のできる範囲でと提案しました。
私たちはここの現場の猫さんたちを全頭捕獲・不妊手術をお手伝いし、同時に里親募集を希望されていた4頭の子猫たちも、捕獲し必要な医療ケアを行い、保護にあたって必要なものを貸し出ししました。Kさんはご自身では保護できないものの、里親さん探しに奔走され、私たちが驚くほどの行動力で、最大限できる限りの手を尽くされました。最終的にKさんは空き家になっているおうちの一室を間借りし、そちらに里親募集する猫たちを保護し、現在お世話に通っておられます。
保護した4兄妹は生後6か月ほどで、1頭はKさんがご自身で里親募集サイトに登録してくださり、里親さんが決まりました。ただいま、サビ柄の女の子、茶トラの男の子、黒の男の子の3頭がご縁を探しています。
今まで人に飼われていた猫とはいえ、あまりコミュニケーションをとって来なかった為、保護前は人に慣れていませんでした。人に慣れた猫になる為には、時間をかけて人とコミュニケーションをとっていくしかありません。ですが現在の状況ではどうしても十分な人慣れ訓練ができません。攻撃性はなく、ただ今は怖がりなだけで、時間をかければ慣れてくれると思います。人慣れする過程を含めて、徐々に本当の家族になっていただければと考えています。個人的に私は、人慣れする過程を一緒に過ごせることは、すごく幸せな時間だと思っています。 もちろん、フォローやアドバイスはさせていただきます。長くなりましたが、理解のある優しい里親さんに出会えますよう、願っています。

猫の特徴：
サビの女の子
茶トラの男の子
黒の男の子
3兄妹です。
保護経緯に記載の通り、事情があり十分な人慣れトレーニングができない状況です。攻撃性はなく、ただ今は怖がりなだけで、時間をかければ慣れてくれると思います。人慣れする過程を含めて、徐々に本当の家族になっていただければと考えています。

¥10,000
※お迎え費用（譲渡費用）は保護犬猫の医療費、日々のケア (食事や消耗品)費用を一部負担するものです。OMUSUBI事務局に手数料は入りません。

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