【仮名】ゼファー。通称かぜ君。
【推定年齢】7才
【性別】男の子
【保護日】2014年夏

【性格】
おとなしい優しい男の子です。
穏やかな西の風、ゼファーと仮名をつけました。

やさしくていつも他の子に場所を譲っています。
サリー（元保護猫1歳の女の子　しっかりしている）が里親さんのもとに行ってからは
頼る猫さんがいなくてカーテンのかげに隠れていることが多いです。
男の子の猫とも同室でやっていけてますが、強い男の子には気が弱いので隠れてしまいます。

そんな気の弱いゼファーなのに食欲はしっかりあるところが親航行です。
ごはんの時は忍者のようにさっそうと現れお行儀よく待っています。
里親会に参加してビビり前開で固まっていたのに、家に戻るとちゃんとごはんを食べてくれます。
一緒にいるとほっとします。

「保護経緯」
路地裏でごはんをもらっているのを通勤中に見ました。
何年か後、ずいぶん離れたところにたたずんでいるのをみて、
ごはんをあげている方に聞くと、強い子、新しい猫が怖くてどんどん離れていってしまったとのこと。
痩せていたので、保護したくて通ったのですが、人も怖くて垣根の向こうから出てきません。
ごはんのお皿を置いて、しばらく遠くから見ていると
垣根から頭だけ出して食べていました。捕獲器を置けば場所を移動してしまう、その繰り返しで
もう保護できないのかと悩んでいました。
しかし1年後、台風の前夜、捕獲器に入ってくれました。そして現在に至ります。
警戒心が強いとか神経質とかいうのではなく、ただただ気が弱いのです。
強い子、大きな声、動作の大きいものには怖がりますが、ただ小さくなって気配を消すようにする男の子です。

それから保護宅で5年。
人も猫の怖くて固まってしまう子でしたので、なかなか里親さん募集ができませんでした。
やっとできるようになった今年7才になります。
健康で穏やかでかわいい男の子です。
長い保護生活で、また新しい暮らしは怖いだろうと思うのですが、
多くの猫と暮らしてくる中で、家の中、人との関係がわかり、大きな音以外はやり過ごすことができるようになりました。
保護宅は猫が多く、幸せな暮らしとは思えないのでがんばろう、まだ人生は長いんだから、と募集に踏み切りました。

おかあさん猫やリーダー的猫さんに寄り添っていて、ひとりになると固まってしまう性格でした。


ウェットが大好きなので、ごはんはウェットメインです。
ちょっとお金がかかるかもしれませんが、そのおかげで体調も崩さずに、ちょっとのストレスもウェットがあればクリアできるようになりました＾＾。
膝に乗ったり、抱っこより、静かにそばに寄り添うのが好きな優しい子です。
静かなお独り暮らしの女性を希望しています。

¥20,000
※お迎え費用（譲渡費用）は保護犬猫の医療費、日々のケア (食事や消耗品)費用を一部負担するものです。OMUSUBI事務局に手数料は入りません。

東京