ダックスフンドの飼い方
はじめに
人気の犬種ランキングで必ず上位に入るミニチュアダックスフンド。愛らしい胴長の体型にふさふさの毛が特徴です。ダックスフンドには大きさ別に「スタンダード」「ミニチュア」「カニヘン」と3種類に分けられます。中でも人気のあるのが、ミニチュアダックスフンドです。
こんな方におすすめ!
・小型犬が好き
・都会で暮らしている
・一緒に遊びたい
・しつけ・トレーニングの知識がある
・毛質や毛の長さにこだわりがある
小型犬なので必要な運動量も少なく理解力もありますが、元が猟犬だったこともありしつけがとても大切です。頑固で吠えや咬みつきなどの攻撃的な行動が出やすく、特に子どもがいる家庭にはおすすめできません。小型犬ですので、マンションでも飼いやすい犬種ですが、吠えのしつけをしないご近所トラブルなども起こり得ます。
ミニチュアダックスフンドには毛質が3タイプあり、それぞれで少しずつ抜けやすさが違います。抜けにくい順に「ワイヤーヘアー」「スムースヘアー」「ロングヘアー」となっています。
歴史
ダックスフンドは中世の頃から知られるドイツ原産の犬種ですが、近年の研究で古代エジプトに類似する犬種を見つけたとする報告があります。「ダックスフンド」はドイツ語で「アナグマ犬」を意味し、昔は特徴となっている短い脚を生かして地下の狭い穴に潜り、アナグマやウサギ、キツネなどの狩りをする猟犬として使役されていました。
性格(しつけで気をつけること)
狭い穴の中で獲物と戦うことが求められてきた犬種ですので、怖いもの知らずで攻撃的な一面があります。家族には忠実で愛情深い反面、知らない人には警戒心をあらわにする場合があります。吠えや咬みつきなどの行動が出やすい犬種です。
特徴(外見)
垂れた耳と胴長短足が特徴的な犬種です。垂れた耳は穴の中で土が耳の中に入らないように、短い足と長い胴は狭い穴の中でも動きやすいように改良されました。
かかりやすい病気
ミニチュアダックスフンドは白内障、緑内障、進行性網膜萎縮症など目の病気、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼(パテラ)など骨や関節の病気、甲状腺機能低下症やクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)などホルモンの病気に注意が必要です。
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ミニチュアダックスフンドの飼い方 | 性格やかかりやすい病気、しつけ方など