セントバーナードの飼い方
はじめに
セントバーナードは、記憶に残る迫力ある見た目と、温厚な性格のギャップが人々の興味を引いて、多数の作品に登場しています。山岳救助犬として活躍するほど賢く、責任感を強く持つセントバーナード。そんなセントバーナードの里親になる前に、セントバーナードの性格や特徴を理解しておくことが大切です。
こんな方におすすめ!
・大型犬が好き
・温厚な性格の犬がいい
・子共がいる
・よだれや抜け毛も気にならない
・こまめにブラッシングなど手入れをしてあげられる
優しい性格の持ち主なので、子供がいる家庭でも安心です。運動はもちろん、よだれや抜け毛のお掃除とこまめなブラッシングが必要です。
歴史
スイスとイタリアとの国境にあるグラン・サン・ベルナール修道院で、17世紀中頃から護衛と保護のために大型のマウンテンドッグが飼われていました。番犬として活躍する一方で、探索能力に長けていることが明らかになると、雪や霧で遭難した人を捜索するために用いられるようになりました。
性格
性格については、人懐っこさは生まれながらのもので、非常に温和で辛抱強く、優しい性格の持ち主です。しかし、自分で考える能力もあり、責任感の強い性格でもあります。
特徴
体全体が筋肉質で、バランスの取れた体つきをしています。かつて雪山で活動していたこともあり、太ももや脚は特に発達しています。また、セントバーナードには、「ショートヘアード(スムース・コート)」と「ロングヘアード(ラフ・コート)」の2種類存在します。
かかりやすい病気
体が大きく体重もかなりあるため、さまざまな疾患が生じる可能性があります。歩き方に異常を起こす「股関節形成不全」や、大型犬によくみられる「拡張型心筋症」、「胃捻転」、などがあります。ほかに泡をふいてけいれんしてしまう「てんかん」があります。
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セントバーナードの飼い方|大きさや寿命・特徴・登場作品など