シベリアンハスキーの飼い方
はじめに
狼のような野性的な外見が特徴で人気のある犬種です。家で飼い主に見せる甘えた態度と、外でのそっけないツンデレな性格のギャップもシベリアンハスキーの魅力です。
こんな方におすすめ!
・大型犬が好き
・一戸建てで暮らしている
・一緒にアクティブに遊びたい
・しつけ・トレーニングに知識がある
・抜け毛は気にならない
大型犬のシベリアンハスキーは必要な運動量が多く、遠吠えをしやすい習性を持つため初心者向けの犬種とは言えません。寒さに強く暑さに弱いため、適切な空調管理も求められます。寒さに耐える密度の高い被毛を持っています。季節の換わり目にはとてもよく抜けますので、ブラッシングは欠かせません。
歴史
シベリアンハスキーはツンドラ地帯に生まれた犬種で、DNA分析から最古の犬種とも言われています。エスキモーがソリを引く犬として飼育してきましたが、1909年にアラスカで行われたレースに出場し、素晴らしい成績を収めたことで「不屈の精神を持つ犬」として世界中に知られることになりました。
性格(しつけで気をつけること)
友好的で愛情深い性格ですが、知らない人が自分のテリトリーに近寄ると警戒します。群れで暮らしてきた犬種なので「吠え」をコミュニケーションの手段として持ち、遠吠えをすることもあります。体力は驚異的で持ち毎日の散歩は欠かせません。しつけは大変ですが、賢いため飼い主へに忠実です。
特徴(外見)
オオカミのような姿をしています。毛色はブラックホワイト、シルバーホワイト、レッドホワイト、チョコレートホワイト、ホワイトなど幅広い毛色があります。瞳は茶色の他にオッドアイやブルーアイの場合もあります。
かかりやすい病気
シベリアンハスキーは大型犬にみられる股関節形成不全のほか、白内障や緑内障、進行性網膜萎縮(PRA)や遺伝性の角膜ジストロフィーなど目の病気に注意が必要です。限られた食料で極寒の長い距離を走り抜いてきた歴史を持つため、家庭犬では肥満になりやすく適切な給餌が求められます。
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シベリアンハスキーの飼い方|狼との関係や性格・しつけ方について